延べ竿で鯉!!釣行記

2ヶ月ぶりの淡水釣り

大学生活初の夏休みは徳島へ帰り、教習所へ通いながら待ちに待った海釣りへ行った。
無事に免許も取れ、釣りのほうもハマチやアコウが上がり、それでも個人的には目標達成とはいかなかったが、
“レッドマリン”のメンバーと楽しく釣りをすることができた。

残りの10日間ほどは、高知で過ごすことにした。
本当はぎりぎりまで徳島に居てもよかったのだが、履修登録に必要な案内冊子を高知に置いたまま帰ってきてしまったため、
やむなく履修登録期間前に高知へ戻ることにした。

さて、高知へ戻ってきてしまうと、またおいそれとは海釣りに行けない生活に逆戻りしてしまう。
実は帰ってきてすぐ、徳島での勢いそのままに、自転車でおよそ1時間かけて、それでも一番近い港まで行ってみたのだが、
ポイントとしての良し悪しはともかく、やはりそう頻繁に通える距離ではないと感じた。

当分の間、高知では鯉釣りに身を置くしかなさそうだった。

というわけで、2ヶ月ぶりに神田川-サイトBにおいてパンプカ釣りで鯉を狙ってみることにした。

竿超硬調万能延べ竿“黒流”5.4m
道糸ナイロン5号通し
ハリスナイロン5号通し
チヌ鈎6号
その他釣り用スーパーボール(投入補助) カラー:クリヤー
エサ食パン


釣り始め1投目で、鯉を掛けることに成功した。

久しぶりに味わうパンプカ釣りの雰囲気。

ただ水中の水草が増えており、やりとり中しばらく水草に絡まって動かせない場面があった。
掛けることはそう難しくないパンプカ釣りでも、やはりきちんと鯉を上げられるかどうかは釣り人の腕次第ということか。

2匹目。

2ヶ月前とは鯉の分布が大きく変わっており、いつも足を運ぶサイト1、サイトA、サイトBの鯉の魚影はかなり薄くなっている。
はじめからポンポン釣るつもりで来ているわけではないので、これはむしろ好都合である。

そんな中、意外な獲物が食パンに食いついた。
えらく黒い魚体に見えたものの、引きは鯉と同等の強さだったため、最初のうちは鯉と思ってやりとりをしていた。
しかししばらくして、掛かっていたのが大きなナマズであることが分かった。
難なくタモ入れして岸に上げた。

神田川初のナマズ!

大きな口。このあと噛まれた。

サイズは自己記録を5cm更新の67cmだった。

実は自分自身が取り込みに成功したナマズは全部ネリエサ、今回は食パンという風に、
なぜか植物性のエサに食いついてきたものばかりだった。
少し流れを修正するためにわずかに操作した糸の動きが、結果的に食パンにルアー効果を生んだのだろうか。

その後、50cm台のお手頃サイズがヒット。

もうメジャーもあてない。メジャーは駄目ジャー(は?

そして陽が沈みかけている頃に、この鯉を掛けて納竿とした。

この鯉も水草に逃げ込み苦戦した。

久しぶりに味わう重量感だった。だいたいは片手でやりとりしていたので変に疲れた気もする。
今まで何度も海釣りへも行っているが、未だに鯉を上回る重量感を味わわせてくれる魚を掛けたことはない。
いつか海で鯉を上回る大物を―。

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