延べ竿で鯉!!釣行記

久しぶりの鯉釣りです!長らく釣行記を更新できませんでしたので感激です!!
結果はさておき、とりあえず大学入試も終わり、時間がたくさんできたので、池13に行ってみることにしました。

〜3月17日、試験釣行〜

そう、思い立って、二日前の午後3時半〜5時半くらいの2時間、様子見のために短時間の釣りに行ってきました。
ここ最近の大雨で、池13は満水。地上の気温はグンと暖かくなったので、人間にとっては釣りやすい状況。
問題は水の中というわけです。

今回の一連の釣行における仕掛けは以下の通りです。

竿ヘラ竿21尺
道糸1.5号
ウキヘラウキ
オモリ板オモリ
接続具オモリ巻き付きヨリモドシ
ハリス0.8号 上鈎55cm 下鈎60cm
ヘラ鈎7号

21尺の鯉竿は以前に穂先を折ってしまってそのままなので、今のところ同じ長さではヘラ竿しか手元にありません。
この時期ですし、やはり長い竿で可能な限り沖を攻めたいもの。21尺はほしい。
15尺の鯉竿はあるものの、それでは頼りないので、今回はこのヘラ竿に合わせて、
仕掛けの強度を大幅に落としてやることにしました。
よって、一応の名目は鯉釣りではありますが、ややマブナ寄りの釣行となります。

ところで、この道糸1.5号、ハリス0.8号の組み合わせで鯉を釣ったことは、2008年11月16日の釣行で一度だけあります。
あの時の竿が15尺の鯉竿でしたから、今回の方がやわらかいヘラ竿ですので、タックルバランスは抜群に良いハズです。
というか、その釣行から年だけで数えると(2008年⇒2014年)もう6年が経過してるんですね。早いものです。

さて、試験実釣開始です。エサはグルテン5。中学時代に買いだめしていた残りです。
長くこの手の釣りを休んでいたために、エサ作りに必要な計量カップなどを紛失している今、
エサの小包装の袋でそのまま水を計れるグルテン5などのエサはありがたい。

さて、底取りをするとタチは2m半といったところ。いい感じの水深です。深い所から魚を浮かせて釣るのが面白いのです。

釣りを開始してしばらくはアタリなし。やってきたバス釣りの方もそそくさと帰ってしまった。

しかしエサを半分程消費したところで、アタリが!一発目のアタリにうまくアワせることができ、竿曲がる!!
久しぶりの大きな引きを味わいつつ、タモ入れ。

尺くらいのマブナが釣れました。この後は目立ったアタリはなかったので、
後日のためにポイントに残りのエサを撒いて納竿としました。



〜3月19日、釣行記本編〜

二日前の試験釣行で、100ccのグルテンは2時間の釣りではかなり余ってしまうということが判明したため、
今日は2時半から釣りを開始することに。2年の間に、このあたりの感覚も薄らいでしまいました。

仕掛けや釣り座は試験釣行時と同じ。すると、3投目で早くもアタリが!二日前の最後の撒き餌が効いたか!?
すかさずアワせるとズッシリとした手ごたえアリ!
じわじわと浮かせつつも、沖へ走ろうとする魚に耐える。その後すんなりと寄せることができ、ゆっくりとタモ入れ。

でかい!正体は38cmの巨大マブナでした(地味に池13でのマブナ最大記録を1cm更新していることに注目)。
口の向きや、尻ビレ付近の形から判断すると、もしかすると実はマブナではなくヘラブナかもしれません。
しかし、自分以外にここで釣りをする人と言えば、みんなバス釣りの人ばかり。
ここがヘラ釣り場として需要があるとは思えません。
よってここにヘラが放流されている可能性はあまりないとは思うのですが、
釣り目的以外にもヘラブナを放ったりするのでしょうか?
釣り目的で放流されているなら、他にこの手の釣りをやる人が来るはずですが、それもありません。う〜ん。

この池の大ブナがマブナかヘラブナかの話はさておき。
この池の特徴として、水温の高い時期でも魚のアタリは一日を通して疎らな点が挙げられます。
というのも、この池で釣れるフナは尺がアベレージ(バスの影響か)なので、群れで釣れないからです。
よって、立て続けにアタリは出ませんが、少し間をおいてまたアタリがでます。
多くても2,3匹のごく少数の魚群を釣っている状況だと思われます。

上記の特徴は、今回の釣行においても非常によくあてはまり、さっきの巨ブナからかなり時間をおいた後、
やっと尺ブナを1匹追加しました。1匹を釣って、また1匹を寄せる釣りになっているわけです。


アタリの様子に関しては、やはりまだ水温が低めなのもあって、ウキは消しこまず、
目盛り2つ分くらい動くアタリでも大きいほう。
そんなアタリばかりなのもあって、ウキに出るアタリからはどうしても、
たとえ今エサに食いついているのが鯉だとしても、そうは思えないわけで・・・。

そして今日の3匹目がヒットしました。先述の通り、アタリも比較的落ちついたもの。
一旦浮いてきたように思ったら、また潜られてしまう。
ここまでなら、この池の大ブナなら当たり前のファイト(故にこの時点で管理人はまだフナだと思っている)。
しかし、コイツは何かおかしい。いくら竿でタメても、中層からそれ以上浮いてきてくれません。
引きの強さ自体は今日最初に釣った巨ブナくらいなのですが、スタミナがフナのそれではありません。

もしや、と考え始めたその時、水面に魚が一瞬浮いてきたので、すかさず顔を確認すると、
思ったとおり大ブナではなく鯉でした!

相手が鯉だと確信した瞬間、緊張が高まります。なにせ今回のタックルはヘラ竿にハリス0.8号です。
タックルバランス云々を考えたとしても、やはり走られると切られるのではないかという不安は付きまといます。

しかし、ズシンと伝わる重量感を、たしかにこのヘラ竿は吸収し、ハリス切れを防いでいる。
鯉の動きに合わせて竿を操り岸への誘導を試みるも、反転され一度目の取り込みは失敗。
この時にマブナ用のタモでは入りきらない大きさであると判断し、今度は磯ダモを手元に置き、再び寄せを試みる。
しかし、どうしても横走りするばかりで足下までは寄ってきてくれないため、3mほど沖でタモ入れすることに。
充分に空気は吸わせてあったため、やや沖での取り込みも難なく成功!

やった!久しぶりの念願の鯉ゲットです!!しかも好運にも今回のタックルに見合った46cmというベストサイズ。

どこか愛嬌のある、野鯉タイプの鯉。久しぶりに細仕掛けで上げられたので感激も一塩でした。


さて、例によりその後も数十分おきに尺越えのフナを3匹追加、その度にヘラ竿を満月に曲げ、
充分楽しめたので5時半近くに納竿しました。

4匹の尺越えブナと1匹の鯉により、フラシはぎゅうぎゅう詰め。なんかよう分からん状態になってます。

38cmの巨ブナと鯉のみを残して、もう一度撮影。こうして見ると、鯉に対してフナが大きすぎる。
鯉も心なしか邪魔そう。

ハンディーサイズ(無理やり)。家に池があった頃なら持ち帰ったのですが。

リリース時、弱ってしまっているのではないかと心配でしたが、フラシから出すとみんな一目散に帰っていきました。

今回は本当にいい釣りができました。
この時期にここへ釣りに来たことはこれまでにも何度かありましたが、
釣れるのはフナばかりで、鯉が釣れ始めるのは5月以降だと思っていたので、
今回は38cmの巨ブナに加えて、本命の程よいサイズの鯉まで釣ることができて嬉しかったです。

春休み中にあと1回くらいは釣りに出かけたいですが、どこに行くかは未定です。ではノシ。

前へ次へ

延べ竿で鯉!!釣行記に戻る

inserted by FC2 system